にきびは思春期のシンボルではありません。にきび痕が残らないように基礎化粧をしっかりと使用し予防は日頃のスキンケアーが大切
ニキビで悩みを抱えている人は自宅に篭りがちになったり、コンプレックスとして深刻な問題になることがあります。自分がひどいニキビだと思い悩んでしまうようならば、専門皮膚科に行くことが大事になります。飲み薬や塗り薬を処方され、その人の状況に合った対応が期待できます。イオウ系のローション・塗り薬・クリームは脱脂作用があり、外用薬として処方されることがあります。
皮脂の排泄を促すための薬剤なども出されます。実際の症状に合わせて適切に処方してもらえます。塗り薬の他に飲み薬もあります。にきびに有効な内服薬には、ビタミンB2やビタミンB6などです。状況の変化に応じて必要な処方もその都度出してもらえるし、個別に見てもらえるので安心できます。
美容内科で最先端のニキビ治療を受ける方法です。これら一般的な治療方法だけでなく、美肌目的のニキビ治療としてピーリング治療、レチノイン酸治療、イオン導入などを行う病院も最近は増えてきているようです。予算的に余裕のある方や本気で美白に取り組みたい方が多く利用しているようです。にきびを原因レベルで対処する、つまり皮膚に過剰なケアをせず、ストレスのない規則正しい生活によって肌の負担を軽減する方法も大切です。自分自身に一番あった方法でニキビと向き合うことが大切だと思われます。
思春期の頃ニキビが発生しやすくなります。皮脂腺が活発になる原因の一つに男性ホルモンがあります。性別は関係なく、思春期には男性ホルモンが多めに分泌されます。思春期ニキビができやすくなる原因には、この男性ホルモンによる皮脂腺の活発化があると考えられています。12歳から17歳頃の思春期はそれまでと体の成長も変わり、女の子でも男性ホルモンが分泌されやすくなります。
思春期ニキビと呼ばれるにきびは男性ホルモンの働きによるものが多く、男性ホルモンによって皮脂の分泌が活発化し過剰になることが原因とされています。皮脂腺からは絶えず皮脂が分泌されているものですが、思春期には分泌量が増えて毛穴の角質層が厚くなります。皮脂の過剰分泌によって狭くなった毛穴は目詰まりを起こしやすくなり、これが白ニキビの原因となります。赤ニキビは、白ニキビに常在菌のニキビ菌が繁殖し、炎症をおこして赤く腫れたものです。化膿して膿が出る場合もあります。思春期のニキビはその時だけのもので、成長するに従って治っていくものと考えられています。
思春期にきびの原因は男性ホルモンによるものなので、ホルモンバランスの正常化に伴い改善されていきます。過剰な皮脂分泌は男性ホルモンの減少に伴って次第に落ち着いてくるので、思春期の終わり頃にはニキビも少なくなっていきます。思春期にはお肌を清潔にし、10代から過度なお化粧をしないことも大切だと思われます。
思春期ニキビ等にきびの出来る原因は様々です。女性の場合、生理前にはニキビができやすいといわれていますが、この「生理前ニキビ」は女性ホルモンの分泌が関係しています。ホルモン分泌が生理周期によって変わることで、ニキビの発生を刺激しているのです。出産や妊娠などには必要な女性ホルモンであるプロゲステロンは、その反面で皮膚の下の角質を厚くしたり、皮脂をたくさん出すような働きをします。排卵から次の生理までの期間は、プロゲステロンが多くなることが原因でニキビが出来ます。
ニキビが発生する原因は、他にも幾つかあります。日常の生活からくるストレスや添加物の多い食品に含まれている有毒物質、また飲酒や喫煙などは解毒作用が弱まる一因になります。体内の解毒能力が落ちることによって皮膚についた菌への抵抗力が弱くなり、ビタミンが少なくなることで黄体ホルモンが壊れにくさを増します。これが、皮脂が異常に増える状態になることと関係しています。そのほかのにきびの原因に便秘があります。便秘になると、本来排泄すべき毒素が排出されず皮膚表面に出てくるので、それがニキビの温床となります。
間食などで甘いものをたくさん摂りすぎると、菌に対する抵抗力が落ちる原因になります。睡眠不足などで肌がカサカサになり、肌の調子が悪くなってニキビが悪化することもあります。また、紫外線によるアクネ菌も同様の結果をもたらします。にきびを解消するには、肌のケアはもちろんですがきちんとストレスを解消し、規則正しい生活を送ることも重要なポイントです。